ソコケ / 古代種・アフリカ・独特な模様を持つ

ソコケ
https://www.gccfcats.org/Cat-Breeds/Sokoke

ソコケ

ソコケは、ギリアマ族の人たちから「おいで、可愛い子」という意味の「カゾンゾ(Khadzonzo)」という名で呼ばれていた。

サイズ・中型

性格・一人ぼっちが苦手なソコケは、人と一緒に過ごす時間が大好き。

外見・エレガントで独特の模様を持つ、細身だが筋肉質で、脚がすらりとしている。尾は中くらいの長さで先が細い

主な原産地

主な原産地は、アフリカ・ケニアの沿岸部に広がる現在のアラブコ・ソコケ・フォレスト国定保護区。ギリアマ族の人たちからは「おいで、可愛い子」という意味の「カゾンゾ(Khadzonzo)」という名で呼ばれていた。

ソコケの起源

起源について明確な記録は残っていないが、遺伝子研究によると、ケニア沖のラム島の猫とケニア沿岸部の野良猫、そしてソコケに遺伝子レベルでの類似点があることがわかた。この3種のねこはエイジアン・グループ(アラビアン・ワイルドキャットを先祖とし、際立った特徴を持つ猫のグループ)の中で独立した系統を形成し、アラビアン・ワイルドキャットと遺伝子的に共通点がある。

ソコケが種として初めて記録

ソコケが初めて種として記録するのは1978年になってからのこと。イギリス人のジェニ・スレイターがケニアにある自分のココナッツ農園で見つけた野性の数匹の子猫たちだ。その美しい姿に魅了された彼女は、そのうち2匹を連れ帰って飼い始め、やがて交配させた。そして、猫たちの種としての可能性を感じたデンマーク人の友人グロリア・モールドラップが1984年に2匹、1991年に3匹をデンマークに、1992年に1匹をイタリアに送り、その結果、この6匹がソコケのオールドライン(古来の特徴を保持している猫たち)の礎となり、1994年1月にFIFeがチャンピオンシップに認定するのに至ったのである。

・デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、2003年にはFIFeに登録された

・アメリカでは2004年にレジストレーション・オンリー(登録のみ)というグレードに認定、その4年後にプレリミナリー・ニュー・ブリードに昇格させた。今でもソコケは希少である

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